乱視の種類で選ぶ
物がはっきり見えないことを乱視と言いますが、正乱視と不正乱視の2種類あることをご存知でしょうか。
正乱視は角膜などが対称的にゆがむ症状、不正乱視は角膜などが非対称的にゆがむ症状です。
一般的には、正乱視の方が多いですが、事故に巻き込まれたりすると、不正乱視の症状が出ることもあります。
乱視用カラコンを選ぶ際、合わせなければいけませんので、どちらの症状が出ているのかをしっかり把握しておくことが大切です。
正乱視はほとんどの乱視用のカラコンに対応していますが、不正乱視は対応できないこともあります。
不正乱視の症状が出ている人ほど、注意して選ぶようにしましょう。
乱視の度合いで選ぶ
乱視の症状が出ているといっても、人によって症状の度合いが異なります。
少しぼんやりするということもあれば、すごくぼんやりするということもあるでしょう。
乱視の度合いによって、乱視用カラコンの選び方も変わってきます。
症状が軽度なら、ワンデータイプの乱視用カラコンを付けることもできますが、重度だとなかなか難しいです。
症状が重度の人は、ハードコンタクトレンズのような乱視用カラコンを選ぶことになるでしょう。
この点を意識しないと、カラコンを付けているときに目の違和感が出てしまうこともあります。
乱視の度合いは、乱視用カラコンを選ぶときにこだわらなければいけません。
乱視用カラコンならではの数値で選ぶ
一般のカラコンを選ぶ場合、レンズ直径、着色直径、ベースカーブなどの数値を参考にして選ぶ人もいるでしょう。
乱視用カラコンを選ぶ場合も、これらの数値は参考にする必要があります。
ただ、乱視用カラコンならではの数値もありますので、そちらの方も参考にしなければいけません。
乱視の度数を示す乱視度数と乱視のゆがみの方向を示す軸度の2種類の数値は重要です。
ここを間違えると、自分に合わないものを購入してしまうこともあり得ます。
チェックする数値は多くなりますが、目の安全面を考慮することの方が大切ですので、忘れないようにしましょう。